自然治癒力を引き出す運動療法

今日では、体のあちこちを動かして仕事をする職業が大幅に減っています。
かつて自分で鋤や蓑を使い、田畑を耕したり、収穫するのも自分たちの手で行っていて、江戸時代に現代よりも百歳長寿者が高い比率でいた地域があったといいます。その山間地域の農作業を「天然のジム」と称した人もいますが、今日ではトラクターや収穫の器械まで登場して、現代の農作業にそのような機会はまず見当たりません。
そこで、あらためて「運動」として体を動かす機会を設ける必要が生じ、「運動療法」へと繋がります。
運動で筋肉を刺激
運動で重要なことは、どのような効果を出したいのかによって、運動の仕方を変えることです。単に、何でもいいから運動すれば健康になれるというものではありません。「必要なことを、十分に行う」ことで、初めて効果が上がります。
適度な運動
よく「適度な運動」と表現されることがありますが、適度とはどれ程を指すのでしょうか。多分少なめに思っているのではないかと思います。
例えば「歩く」ことは、東京都長寿医療センター・社会と地域保健研究センタ-青柳幸利氏によれば、「肥満解消」を狙うには12,000歩歩き、そのうち40分を速歩きすることが望ましい、といいます。(調査対象:寝たきりや認知症に人を除く、65歳以上の群馬県中之条町全住民約5,000名)
一日目標に達しただけじゃ効果はなく、習慣化されていることが必要です。
雨の日、風の日、猛暑のカンカン照りの日、台風の日も、雪の日もあります。
一年365日で通年の歩数を割ると、歩いているつもりでも目標歩数に足りないことになります。
わたしのタニタ体重計による筋肉量の計測では、1年平均15,000歩に達して初めて前年より増えました。体重計で表れる筋肉量を増やしたい場合、時間や効率面を考えると筋トレを優先する人もあるかもしれません。また筋肉には柔軟性も求められます。関係する筋肉の柔軟性が乏しい場合、硬化が進み、姿勢の悪化に繋がったりして、筋肉が狙った機能を果たせない場合がありますので、注意が必要です。
運動の種類
運動には、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、ストレッチ、筋トレ、ジムのほか、全てのスポーツなどです。
わたしが推奨するのがウォーキングと軽ジョギング、ストレッチに加えて、軽い筋トレです。
その他は、40代・50代で長年の運動不足の体には、きつすぎるためです。
筋肉は、ホルモン分泌に重要な役割を担うことが分かっていますが、筋肉は「自然治癒力を引き出す」重要な要素で、それを復元するために「運動」が必要です。このタグは、それに関連する「運動療法」の記事を集めたものです。