40代・50代の睡眠障害と疲労感・倦怠感

40代・50代になったら、次のような症状が起きていませんか。
・夜中の眠りが浅くなった。
・夜中にトイレに起きるようになった。
・疲れが抜けなくなった。
・何となく体がだるい。
40代・50代の睡眠障害と疲労感・倦怠感の原因

40・50代の多くは、睡眠や疲労についてのトラブルがはじまる年代です。
その原因については、男性は男性ホルモン(テストステロン)の減少や生活習慣の変化が「男性更年期障害(LOH症候群)」を引き起こしたり、生活習慣病に関連する。女性は女性ホルモン(エストロゲン)の減少と更年期障害が主な原因で、約85%の人が何らかの不調を感じている、という数字が示されたりしています。
では「なぜ男女とも更年期にホルモン減少が起きる」のでしょうか。
近年、筋肉がホルモンの分泌に深く関わっていることがわかってきました。
男女とも更年期のホルモン減少は、症状が出ると辛いことが多いようです。わたしは同様の日が続いた頃、両親や祖父母同様に「今後益々状態が悪くなる」と悲観的に考えていました。差し迫る老後は病院に通い、自分の時間が持てず、病気につきまとわれて実に詰らない終末期を迎えるものと考えざるを得ませんでした。
しかし幸いに、筋肉の再教育とよく歩くことで、その後は睡眠も困ることはなくなり、疲労感を感じることもなくなりました。それどころか、休日は3万歩以上、できれば4万歩以上歩く習慣となりました。
40代・50代の睡眠障害と疲労感・倦怠感への対策

わたしは50代になり、突然夜中にトイレに起きるようになったことがあります。そんな折、50代半ばになって四国八十八ヶ所に歩きで通し遍路に出かけました。季節の違いはあるものの、一度目はしんどい思いをしましたが、2度目は運動療法で1)筋肉が少しついたこと、2)体の捻じれも小さくなったこと、で非常に楽に歩けました。
もしあなたが睡眠や疲労感などでトラブルを抱えていても、「もう年だから」と諦める必要はありません。
筋肉は80歳であろうが、90歳であろうが、何歳になっても再教育すれば回復します。要は、「運動は、やった者勝ち」なのです。大村崑さんも、瀧島未香さんも共に筋トレなどで筋肉を再教育して、自分史上最高に健康だとおっしゃっています。
わたしはお二人に比べたら、十分筋力を取り戻したわけでもはありません。それでも運動療法によって、病院や薬に頼ることもなく夜間頻尿や前立腺肥大などを克服し、再び快眠を取り戻し、疲れにくい体を再び手に入れました。
以下に、更年期の睡眠と疲労感・倦怠感などについて、わたしの自力健康法である「体命健康法」での基本的な考え方をお伝えするとともに、各記事では基本ステップから順次ご覧下さい。
更年期の睡眠対策
更年期には、睡眠の導入が不安定になったり、夜中で途中で何度かトイレに起きることがあります。遅れてこむら返りが起き始める人もいるのではないでしょうか。こむら返りが起きる原因もよく分かったいないようですが、筋肉量の減少からくる水分の低下が関わっていると感じます。
わたしは、下半身の筋肉を増やしてから、夜間頻尿や前立腺肥大は克服できました。ふくらはぎ、太もも、お尻、大腰筋への刺激が重要です。特にお尻は自分で触ると、筋肉の盛り上がりを実感できます。
更年期の疲労感・倦怠感対策
更年期に起きる疲労感や倦怠感は、加齢とともに背中が丸くなるとともに、左側は前方へ巻くように、右は左前方に巻くようにして捻じれる方が多いようです。この捻じれで肺活量が低下し、血液への酸素の供給も低下します。この酸素量が体内に低下したことで、疲れが残りやすくなり、疲れも取りにくい状態が起きると考えられます。
わたしは、運動療法によってこの捻じれを軽減・解消する過程で、四国遍路に出ました。歩くことがこんなにも楽だと感じた初めての体験でした。
対策の最初の手順は、床に仰向けに寝ます。その上で、左右両方同じ要領で行います。
1)体全体を左に向け、上体は両手を重ねて伸ばし、下半身は腰を軸に90度に引き上げ、両膝を腰の高さ90度ににもし上げるようにします。この時、両腕と腰から両脚膝までが平行になります。
2)右腕は、体右方向に捻るように伸ばし、肩をしっかり開き、それと共に肺を伸ばすことを意識します。1分同じ姿勢を取ります。この時、両足が開きそうであれば、反対の左手で右ひざを動かないように抑えることをお勧めします。戻すときは、ゆっくり戻します。
3)反対側も同じ要領、時間で行います。
最初の頃は、体が思うように動きません。腕も体を開いているのに、手の甲が床につかないかもしれませんが、続けるうちに肺が開き、捻じれが少なくなると床に手の甲がつくようになります。(了)