体命健康法でヘルスリテラシー向上
わたし我妻冬梧が20歳から腰痛に苦しみ、30代の脂質異常を、40代・50代には肥満を契機に糖尿病、高血圧など体の不調や疾病経験。40代半ばに逆流性食道炎で医師から「治せないから、上手に付き合っていって」と言い渡されて、「完治しない」といわんばなりの言葉に愕然としました。この西洋医学への不満と不信が、自力健康法である「体命健康法」を考える原点です。
自然治癒力に着目
日常のちょっとした怪我が、すぐに治ることに着目!人間の自然治癒力は常に働いているが、何らかのバランスが崩れている状態で病気が治らないということに気づきます。先ずは自分自身で想定した実践を繰り返しては修正し、模索しながら人体実験を重ねた結果、ストレッチとウォーキングなどで不調が大幅に改善し成果を上げましました。
その結果、「体を取り戻すことが、命を紡ぐ(体命)」と考え、「体命」を冠した『体命健康法』を創設に辿り着いたのです。著者自身のヘルスリテラシー向上の経過と体命健康法の基本的な考え方を積み上げ、実践してはより早く結果につながるよう工夫・改善してゆく健康法です。
基本は自力健康法
体命健康法は、自分で体の不調や疾病を克服するために、何をやることが一番近道になるかを常に考えています。もちろん、いつでも、だれでも、どこにいてもできることを優先します。何らかの制限がある場合は、代替することを模索します。できる限り、制約・条件を気にしないでひとりで取り組めるように、自分が持っている筋肉を上手に使えるように工夫していきます。
筋肉・歩行・姿勢の3つに着目
- 筋肉は、何歳になっても刺激を与えれば再生できることが分かっています。多くの人は、再教育することを怠って体の不調や病気から回復するチャンスを自ら失っているに過ぎません。チャンスは自分で手にすべきです。わたしは幸いに時間をつくり、ストレッチやウォーキングで筋肉を徐々に復活させていきました。その過程で高血圧も、収縮期で160超⇒130代⇒110代へと回復しました。ちなみに、30代半ばに初めて血圧を測ったときは130代でしたから、110代は初めて経験します。下半身の筋肉をつけることの重要性を物語っています。
- 歩行は股関節など下半身を使う動作で、体幹部も含めて非常に大きな筋肉が集まっています。「人間は脚から老いる」といわれますが、大腰筋と大殿筋は拮抗筋で、ここが衰えると泌尿器系にも支障がでますが、股関節周りのこれらの筋肉が衰えて歩幅が小さくなるなど、歩くことにも影響を与えています。歩くことで古くなった赤血球が壊され、新しい柔らかい赤血球が毛細血管の新生・再生に役立ちます。ウォーキングを習慣化することが、健康を維持する礎になると考えています。
- 姿勢は、加齢とともに悪くなります。姿勢を支える深層筋が硬化するためですが、自分で解すしか手立てがありません。表層筋・深層筋を緩める、解すことで、筋肉の機能を取り戻そうと試みます。わたしの経験では、腰椎の修正に1ケ月、胸椎に2~3ケ月、頸椎の修正には5年以上を要しました。
西洋医学では「頭蓋骨動かない」とされていますが、頸椎が修正されるうちに頭蓋骨が右の耳の上の縫合線から徐々に後頭部へ心地よい痛みが移っていくのを感じ、さらにわずかに左耳の方へと締まるような感覚を覚えました。これらに伴い、骨にまとわりつく筋肉も解れたためか、身長も2cm近く戻りました。
体命健康法は、これを機軸に「医療や薬に頼らない、自力で健康を取り戻す」ためのヘルスリテラシー向上を図ります。