
体命健康法とは?
体命健康法は、我妻冬梧が20歳から40代・50代の数々の不調から立ち直ったことを振り返り、理論としてまとめたり、改良を加えながら今後も健康維持に取り組むためのサイトです。
【筋肉・歩行・姿勢】の3つに着目、ウォーキングとストレッチなどを主体として、さらに食事の改善に取り組みながらヘルスリテラシーを高め、病院や薬に頼ることなく、自力で健康を取り戻す方法の確立を目指します。
「体命健康法」誕生のきっかけ
わたしは、20歳からの慢性腰痛に加え、40代・50代に長期間体の不調が続きました。
【事例】
・歯科に治療に行くも顎関節症で口を開くのに痛みを伴う
・健康診断で、脂質異常、不整脈の指摘を受ける
・食事の良し悪しが分からず、痔やへバーデン結節を患う
・糖尿病で水をがぶ飲み、ごはん一杯食べると気持ち悪くなる
・逆流性食道炎でのどや胃上部が痛む
・強烈な肩こり、首こり、頭痛、目の痛み、ストレートネック(1日中PCの前に)
・ちょっと早い難聴だと指摘され、どんどん悪化し相手の言葉が音にしか聞こえない
・高血圧で後頭部がやけに重く、計測すると160mmgを超えていた
・夜間頻尿で3~5回も夜中に起きる
・朝起きても、何だかすっきりしない など
外に出たくない、人に会いたくない、このまま病気漬けで人生が終わるのかという不安、近い将来あそこの病院、こちらの病院へと、毎日病院通いが続くのではないかという絶望の日々が続きました。
体を動かすと、健康診断の数値が改善
不安に駆られて何とか再び健康を取り戻せないものかと、本を読み漁ってみました。高血圧など一般的な病気の原因が「不明、わかっていない」と書かれているものが多く、なかなか納得感がありません。そこで、とにかくダイエットを始めてみました。いくつか成果が出ました。血液検査の結果も軒並み改善し、正常値に戻るものも多くありました。
しかし、不整脈は残り、コレステロールの一部が正常値に入らないことが気がかりでした。ところが善玉コレステロール値は自分でウォーキングなどで体を良く動かすと、スコンと正常値に入りました。これがモチベーションとなって運動など体をなるべく動かすような工夫を続けました。

ところで江戸時代の庶民は、現代から見ると寿命が短いと考えがちです。実は江戸時代で既に百歳長寿者が現代よりも多い確率で存在したと沢庵和尚の記録から判明しています。これは「体は動かすべきもの」だと示しているのではないかと考えています。健康本の中には、貝原益軒の「養生訓」がよく取り上げられていますが、それよりわたしは百歳長寿者の生活習慣に興味があります。
全ての不調は、先ず筋肉を動かす
わたしは当時愛知県に住んでいました。公共交通機関には殆ど乗らず、毎日自動車中心の生活形態でした。体の不調脱出のために、歩くことを最優先の生活習慣に切り替え、運動療法を学んで実践したり、オーガニックの野菜を食べてみたり、ジュースにして飲んだりして、生活を大きく切り替えました。すると体調は徐々に良くなり、結果が表れはじめました。1年半で体重は80㎏から60㎏に、ウエストは88㎝から75㎝に痩せました。
しかし目の奥の痛みはその後も先送りしてきました。仕事ではパソコン漬けの毎日ですから一向に目の痛みは消えず、視力は低下する一方で、両目とも0.1を割り込みました。そこで、体と同様に目も筋肉は動かしてみるべきだと考え、目や周辺筋肉を動かしてみると、いつの間にか痛みが解消され、視力の方も0.2、0.4、0.8へと向上しました。
つい最近は、30年来健康診断などで不整脈が指摘され続け、再検査が必要だという「D2」が記されてきましたが、ウォーキングを続けた結果、ようやく「C」への格下げとなる改善が見られました。夜眠る際、時々心臓のドクンという感覚なくなり、改善しているのではないかと考えていた結果です。
歯については、10年の間に5軒の歯医者から「歯を抜かないと歯茎の水ぶくれや膿は治らない」と抜歯を勧められてきました。しかも50代に歯茎が衰えて大きく下がり、知覚過敏にもなっています。幸い姿勢を整えてきた結果、現在歯茎の水ぶくれや膿は治まり、再び歯茎自体が盛り上がってきました。
全ての不調は、先ず体を動かして筋肉を再教育することに始まます。これらの体験談は、各お悩み別のカテゴリーから読むことができます。
実践成果を理論にする「体命健康法」
わたしの体験は「西洋医学における生活習慣病の位置づけは『治らない、治せない』とするのが常識」ですから、知見の領域を超えているように見えます。しかし医師らの医療者を含めて「誰しも初めて年をとる」からこそ「健康は難しいもの」であり、「健康は知識を学び、さらに実践し、習慣化する」ことでようやく取り戻すことができるという、極めてハードルの高いものだといえます。
健康であることは、面倒くさいもの
わたしの経験では、運動をはじめる、体を動かすだけで、血液検査が改善したり、からだの不調や不快感が軽減し、消滅してきました。からだは動かした者勝ちだと感じています。
旧約聖書の一般的な翻訳では『創世記』第3章17節〜19節に「…お前は顔に汗してパンを食べ、ついに土に返る。…」などとあります。何だか「からだは動かすべきもの、動かすことで健康でいられる」と解釈できるように思うのは考えすぎでしょうか。
また、宮崎駿アニメーション監督のドキュメンタリー番組の中で、監督ご自身が「世の中の大事なことってたいてい面倒くさいんだよ。」とつぶやくシーンがあります。アニメーションの話ばかりでなく、美味しい和菓子をつくるにしても、型崩れしない着やすい洋服や履きやすい靴をつくるにしても、その通りだと思います。
面倒を軽減し、実践し易くするのが「体命健康法」
私たちの「健康」も、わたしの体験から全く同じだと感じます。長年適度な運動や習慣を怠ってきた結果、40代・50代で不調を感じる体にとって、毎日の食事、適度な運動、十分な睡眠などを考え、実践し、習慣化するのは、とても「面倒くさい」ことです。わたしの体験から、この面倒なことの積み重ねこそが、体を守る、ヘルスリテラシー向上のために一番大切だと実感しています。
そこで、この面倒くさいところを情報をできる限り取りまとめ、少しでも知識を得やすく、かつ行動実践に移しやすくするために『体命健康法』が誕生しました。わたしも初めて年を取っていきますので、不確かなことが随分あります。直に70歳になりますが、健康情報を発信し、収集し、時々実践しながら軌道修正し、訂正ながら、健康づくりを楽しんでいきたいと思います。(了)