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眼精疲労対策の新常識!まず、目の奥の痛みを消す

毎日のパソコン作業で、目の奥の痛みに悩んでいませんか?
目薬を差しても、ホットパックをしても、何をしても痛みが取れない…と諦めていませんか?

目の奥の痛みの原因を知り、その対策が必要かつ十分に行われて、やっと効き目が出てきます。前回、痛みの根本原因は「酸素不足」だとお伝えしました。酸素を補うために何をするか、お伝えします。

目薬、ホットパックで目の奥の痛みが取れない理由

就寝前に点眼する女性

眼精疲労に対する目薬の効果は、以下のとおり。

  • ピント調節機能
  • 目のうるおい・角膜保護
  • 血流促進・栄養補給
  • 充血・炎症

ホットパックは温熱ケアともいわれますが、主な効果は以下のとおりです。

  • ピント調節の緊張している筋肉を緩める
  • 毛細血管を拡張し血流を促進する
  • リラックスして自律神経が整う
  • マイボーム腺の脂の融解によるドライアイ改善

酷く緊張した筋肉を十分に緩める・ほぐすまで至らないようです。目に関係する筋肉を自分で動かしてほぐすことが、より効果です。

目の奥の痛みがなかなか取れないのは、この為です。

目を動かす筋肉と機能を支える筋肉

【目を動かす筋肉】(外眼筋:6種類)
眼球を上下左右、斜め方向に動かすために6つの筋肉が働きます。

  • 上直筋(じょうちょくきん): 目を主に上方向へ向ける
  • 下直筋(かちょくきん): 目を主に下方向へ向ける
  • 内直筋(ないちょくきん): 目を内側(鼻側)へ向ける
  • 外直筋(がいちょくきん): 目を外側へ向ける
  • 上斜筋(じょうしゃきん): 目を下方・外側へ回すように動かす
  • 下斜筋(かしゃきん): 目を上方・外側へ回すように動かす

【目の機能を支える筋肉・まぶたの筋肉】

  • 毛様体筋(もうようたいきん): 水晶体(レンズ)の厚みを変えて、ピントを合わせる機能を支える筋肉
  • 眼輪筋(がんりんきん): 目の周囲にあり、目を閉じる役割をする筋肉
  • 上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん): 上まぶたを引き上げて、目を開く筋肉

眼輪筋(目の周囲)を「ギュッ・パッ」とほぐす

目をギュッと閉じて、パッと開ける

眼精疲労で極度に緊張した状態にあり、目の酸欠の要因である眼輪筋をほぐすには、自分で瞼の開け閉めをする動作を通して、目の周りの筋肉を動かすことが一番効果的です。

手順は以下のとおり。

1)両目をギュッと強く閉じる
2)両目を勢いよくパッと開ける
3)1セット:100回で、最低1セット~3セット/回

4)朝・昼・晩・就寝前(又は入浴中)の1日4回

※ 1回:1~3分で終了、リズムよく行う。
※ 眼瞼下垂にも、効果あり。
※ 続けることが肝要。
※ 効果を自覚するまでに個人差大きい。
※ 期間は、少なくとも目の奥の痛みが取れるまで。

目の奥の痛みは、眼輪筋の酸欠が原因

眼精疲労は、長く目を動かす筋肉や目の周りの筋肉を上手に使えていないことを意味します。中でも目の奥の痛みは、なぜ続くのだろうか?なぜ取れない?取りにくい…と感じていませんか。

目の奥の痛みの原因は、目の周りの筋肉である眼輪筋を緊張した状態で長らく放置してきたことによります。都度の対策をメンテナンスとして認識して小まめに行った入れば、パソコンなどで長時間作業をしても目の奥に痛みは感じません。

眼精疲労として、目の奥の痛みが定着してしまう頃には、酷く緊張した状態です。強めに圧力をかけてほぐすという視点で、取組むことが肝要です。

1セット100回、1日4回計400回~1200回

1セット100回と聞くと、「そんなにやるんですか…」と驚く方があります。
また、目をギュッと閉じると小じわが増えるなどと指摘する声があります。

上述の如く、目の周りの筋肉はひどく緊張しています。眼輪筋を緩めるには、他の筋肉と同様「必要十分な刺激」が必要です。健康情報が溢れている今日、みなさんはたいてい必要な情報に触れています。課題は、部位によって異なる適度な刺激である「必要なことを十分に実施する」ことです。

必要なことではあっても、十分にできなければ、何度やっても効果は上がりません。
数式で事例にすると、分かりやすくするため1.1以上が必要十分な状態とします。
最初の1は必要な刺激方法自体が正しいという前提に立っていることを意味しますが、この目の運動以外で適当だと思える運動があれば、それを1と見立てて頂いても構いません。

【 現状維持か悪化の事例 】
 △ 1(必要な刺激方法)×1(必要回数)×1(適切な頻度)=1
 ✕ 1×0.9×0.9=0.81
 ✕ 1×1.1×0.9=0.99

【 必要かつ十分な事例 】
 ◎ 1×1.1×1=1.1
 ◎ 1×1×1.2=1.2

こんなにやるの?と驚くことはありません。先ずは取り組んでみましょう。
「小じわが増える」と気にする方には、眼瞼下垂が起きたり、目袋が膨らんで気になっていないでしょうか。見た目年齢で一番気になるのが、目の周り(シワ、たるみ、クマなど)だとされています。わたしの体験ですが、副次的効果として、眼瞼下垂が上がり、目袋が小さくなり、見た目年齢は若返りました。

筋肉の状態が悪いため、最初は小じわが増えるというマイナス効果を先に感じるかもしれませんが、続けるうちに、プラス効果が圧倒的に大きくなってきました。デジタル化が進んだ今日、目のヘルスリテラシー向上は欠かせません。先ずはマイナスを横において、取組んでみませんか。(了)