
ヘルスリテラシー(健康を決める力)とは何でしょうか?
情報リテラシーを磨き、医療情報や生物学的な体の知識を的確に判断できる能力を身につけ、さらに運動や食事なども適切に行う実践的な能力と習慣化が求められます。
医学的に人間の体について、まだ7割、8割分かっていないといわれているものの、医療者や研究者でもない素人が自分の健康責任を求められています。忙しい現代人にどれ程の人が限られた情報を選別したり、適切と思われることを実践できるか、また生活していくうえで不安定で不確かな要素が多い段階で、ヘルスリテラシー向上を求めること自体に違和感を覚えます。
ヘルスリテラシーのハードルは高い

40歳以降10年で1㎝以上身長が低くなるとされていて、元の身長を取り戻すことは不可逆だといわれてきました。わたしは幸いにして運動療法に辿り着き、実践するうちに、以下の病気の痛みや不快感は徐々に解消・回復し、高齢者の仲間入りをする65歳直前にして10年がかりで、ようやく概ね元の身長を取り戻しました。
振り返ってみると、20代から慢性腰痛になり、30代では脂質異常症、顎関節症などになりました。
40代・50代となると以下の病気を患いましたが、その後運動療法に出会い、実践して、筋肉を刺激し、ほぐし、強化する重要性を学び、軽快しています。
| わたしの病気 | 現在の状態 |
| 不整脈 | 60代後半まで健康診断で毎年「要検査判定(D2)」⇒2026年の健康診断で「要観察(C)」に軽減 |
| 糖尿病 | 強烈なのどの渇きが続き、突然ご飯を茶碗一杯食べると気持ち悪くなった。 |
| 逆流性食道炎 | 医師から「治せない」と告げられるも、現在薬不要 |
| 高血圧(収縮期160超) | 下半身の筋肉が増えると一番早く軽快に(➡120以下) |
| へバーデン結節 | 両手小指第一関節の張れと痛み➡歪み・強張りは残るものの、腫れも痛みもなし |
| ストレートネック | 強烈な肩こりのきっかけ。今日も一日中パソコンするも、既に解消 |
| 強烈な肩こり | 2年間治療院に通院するも効果なく、運動療法を探し当てる。現在も一日中パソコンするが、肩こりもなく解消 |
| 眼精疲労(特に目の奥の痛み) | 今日も一日中パソコンするも、既に解消 |
| 長時間PC作業による視力低下 | 一時両目とも視力0.1以下➡今年は右0.4・左0.8に向上 |
| 膝痛 | 解消 ほか |
西洋医学では、診断➡服薬などにとどまり、体を動かす重要性を説かれても、具体の動かし方・習慣化の指導を受けることはありません。その間に病気は、加齢とともに慢性疾患となっていきます。わたしは医療機関から離れ、その後病院に掛かることなく、薬に頼ることもなく、殆ど自力で克服しました。
その背景には、西洋医学の限界を感じ、さらに根強い不信があります。現代の病院化社会の環境で、日々の生活に忙しい個人にヘルスリテラシー向上を求めることより、実験的に良好な生活習慣を確認し届けることが必要です。これがわたしの体命健康法探索の動機です。
筋肉を取り戻すことを意識する

健康を再び取り戻したり、維持するために、筋肉が非常に重要な役割を果たします。
小難しい医療情報などを求めて、長い待ち時間・通院時間を割いて通院・治療する暇に、自分でしかできない「筋肉を再教育」することが、ヘルスリテラシーを身につけるスタートラインです。
40代・50代で健康診断で引っかかるような人は、体型にも問題を抱えています。仮にスマートに見えても筋肉は大幅に減っています。
殊に40代後半から更年期障害に悩む女性は、腹部やお尻の筋肉が大幅に落ち、さらに脚の筋肉なども落ちてホルモンの分泌にも影響が出ているからです。上手に付き合う、折り合いをつけるなどと考えず、筋肉を再教育して活性化しましょう。
一方男性は、腹囲が大幅に増えている人が多いのが特徴です。20歳頃の腹囲が70㎝台の人も、10㎝以上増えている人がざらにいます。加齢とともに筋肉が減少し、代謝が落ちているにもかかわらず、食べる量が変わらなければ太って当たり前です。
まだまだ40代・50代は体を動かせる年代です。人生百年時代といわれますが、10年程は介護が必要な状態です。自分で筋肉を再教育するのが面倒だと思うまで、筋肉と上手につき合うことが、豊かな人生に人生を終えることに結びつくと考えています。
体命健康法はヘルスリテラシー向上の場です。(了)